週刊ベースボールONLINE

2017プロ・アマ球界大展望

【高校野球展望】主将・清宮幸太郎(早実)が2度目の甲子園へ――

 

球春が待ち切れない。第89回選抜高校野球大会は3月19日から12日間(準々決勝翌日の休養日含む)、阪神甲子園球場で開催される。出場32校(一般選考枠29、21世紀枠3)が決定する注目の選考委員会は1月27日、大阪市内で行われる。各地地区ごとに、出場校を予想していく。(学年は2017年4月以降の新学年)

盤石の戦力を誇る作新学院高は夏春連覇に挑戦


作新学院は16年秋の関東大会を38年ぶりに制し、センバツでは史上5校目の夏春連覇へ挑む


【北海道=1】
 2年連続で秋の全道大会を制した札幌第一高が当確。冨樫颯大(3年)、前田剛志(3年)のサウスポー2本柱を擁しており、柴田颯(2年)と高階成雲(3年)の三、四番コンビにも破壊力がある。

【東北=2】
 東北大会で決勝へ進出した2校で、ほぼ間違いない。2年ぶりの優勝を遂げた仙台育英高は主将・西巻賢二(3年)のリーダーシップが光り、左腕・長谷川拓帆(3年)も安定感抜群。準優勝の盛岡大付高は左腕・三浦瑞樹(3年)と背番号1の右腕・平松竜也(3年)による必勝パターンが確立。夏春連続の甲子園では上位進出が期待される。

【関東・東京=6】
 16年夏の甲子園で54年ぶりの全国制覇を遂げた作新学院高は、メンバーがほぼ入れ替わったが強さを継続。左腕・大関秀太郎(3年)が新エースとして成長し、主将・添田真聖(3年)のリーダーシップもあり、38年ぶりに関東大会を制した。82年夏、83年春の池田高(徳島)以来、史上5校目の夏春連覇へ挑む。準優勝の東海大市原望洋高は絶対的エース右腕・金久保優斗(3年)を擁する。伝統の守りとチーム力で挑む前橋育英高、甲子園名物ともなった“機動破壊”をモットーとする健大高崎高の4強組までは有力だ。東京は11年ぶりに頂点に立った早実が・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング