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2017プロ・アマ球界大展望

【独立リーグ展望】新球団の増加でリーグ活性化、NPBとの交流もさらに進む

 

16年NPBドラフトではBCL、BFL、四国ILの3つの独立リーグから支配下、育成合わせて10名が指名を受けた。人材を輩出すると同時に、シーズン中の交流戦などNPBとの関係はより濃密になってきている。2017年はBCLに2球団、BFLに1球団が新規参入し、独立リーグの存在意義はより大きくなるだろう。

2016年はBCリーグの群馬が初の独立リーグ日本一に輝いた


【BCリーグ】2球団増の10球団に


 BCリーグは2017年、栃木と滋賀の2球団が加わり10球団となる。これで東北(福島)、関東(栃木、埼玉、群馬)、北信越(新潟、信濃、富山、石川、福井)、そして関西(滋賀)までの広範な地域でリーグ戦が繰り広げられる。

 東地区は16年、球団初の独立リーグ日本一に輝いた群馬が軸、西地区は最後まで優勝争いをした石川、福井が中心となるが、各球団ともに新戦力をどこまで伸ばせるかがカギ。16年は巨人三軍との交流戦を増やしたが、さらなるNPBファームとの交流戦増を予定。15年は6人、16年は5人が育成ドラフトで指名されたNPBへの選手輩出も注目される。

 リーグは10周年の節目を終え、新たな10年へ舵を切る。20年には平均2時間40分を目指す試合時間の短縮、そして18年からはオーバーエイジ枠の5人を除き、選手の年齢上限を26歳とすることを決めた。17年はそこへ向けた第一歩の年となる。

【ベースボールファーストリーグ】和歌山が新規参入


 リーグ設立3年目にして、育成選手枠だがNPBへ選手を輩出することができた・・・

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