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特集・WBC最速展望

薮田安彦&福島良一 メジャー専門家たちも唸る!侍ジャパンに立ちはだかるライバル国代表選手たちはマジですごい!

 


第4回のWBCではバリバリのメジャー・リーガーたちも母国のプライドをかけて世界一を目指してくる。昨年12月早々にMLB機構から参加選手たちが一部発表されたが、そのメンツがすごいのだ!そこで元メジャー・リーガーで野球解説者の薮田安彦氏と大リーグ研究家・福島良一氏に、今回、どのくらいすごい選手たちが出場しようとしているのか聞いた――。
写真=高塩隆(インタビュー)、Getty Images

左:薮田安彦氏、右:福島良一氏


まずは2人の「超スゲー」おすすめ5選手

ロビンソン・カノ二塁手(マリナーズ) ドミニカレジェンド!


[ドミニカ共和国代表/右投左打] 2016年成績:161試合195安打39本塁打103打点0盗塁、打率.298


薮田安彦氏
「前回のドミニカ共和国初優勝の立役者。史上初の8戦全勝したチームの三番打者。大会打率は.469で手がつけられない活躍を見せました。今回もカノがいることでドミニカ共和国はアメリカにも負けないチーム力になると思います。また、第1、2回大会MVPの松坂大輔(ソフトバンク)らに次ぐ史上4人目のワールド・シリーズ&WBC優勝を経験しており、この大会もリーダーシップを発揮すると思います」

福島良一氏
「守備などは少し雑に見えますが、グラブさばきなどは本当に素晴らしい。でも何と言ってもバッティングがすごい。16年は本塁打も自己最多を打ちました。そのあたりにも注目したいです。ほかのメジャー選手はカノに対し一目置いていますし、格が違う。彼のリーダーシップでチームは強くなります」

ヤディエル・モリーナ捕手(カージナルス) 史上最高級キャッチャー


[プエルトリコ代表/右投右打] 2016年成績:147試合164安打8本塁打58打点3盗塁、打率.307


薮田安彦氏
「扇の要です。メジャーでの盗塁阻止率はずば抜けています。今回も彼が中心のチームになるでしょう。前回、侍ジャパンを苦しめたことは皆さん鮮明に覚えていると思います。今大会も・・・

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