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特集・侍ジャパン戦士たちの“春”

菅野智之・則本昂大・石川歩 浮沈を左右する先発投手3人衆

 

先発4本柱に指名されていた菅野智之則本昂大石川歩は、大谷翔平不出場に伴い、若干の役割変更も。日本の勝利を左右する3人の現在地。

菅野智之(巨人・投手) 侍ジャパンの大黒柱


写真=大泉謙也


3.7開幕への仕上がり度 5

 大谷翔平の欠場があろうとなかろうと、侍ジャパン投手陣の大黒柱であることに変わりはない。当初の予定は1次ラウンド第2戦のオーストラリア戦で、初戦の勝敗によっては勝ち抜けを決める大事なゲーム。大谷離脱で初戦のキューバ戦への変更も考えられるが、2次ラウンド第3戦、そして決勝とより重要な局面が想定される、これまでどおりの“ローテ”が濃厚だ。

 2月2日には小久保裕紀監督が視察に訪れ、「菅野はしっかり動けていると感じました。あまりプレッシャーはかけたくないけど、軸になるのは間違いない。『中心で回る』と伝えました。彼にも自覚がある」と全幅の信頼を口にした。権藤博投手コーチからは「ゆっくり自分のペースでやっていい」の言葉をかけられた菅野は・・・

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