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スペシャルインタビュー

ソフトバンク・柳田悠岐インタビュー ギータの逆襲「迷惑をかけた分、シーズンですごい成績を残して、小久保さんにお詫びしに行きたいです」

 

球春到来を告げる『週刊ベースボール選手名鑑号』の巻頭を飾るにふさわしい。堂々とした体躯。7年目の余裕。かもし出すオーラが見る者に期待を自然と抱かせるスターに成長した。今季のターゲットは「日本一」のみ。歓喜の瞬間を信じて、チームを引っ張る決意だ。
取材・構成=菊池仁志、写真=湯浅芳昭、内田孝治


ケガで離脱は日ごろの行いが……


初めて本格的な上半身のウエート・トレーニングに取り組んだというこのオフの充実度が見た目からも伝わってくる。冬を越えてひと回り大きくなった体。昨季痛めた右ヒジの状態を考慮され、キャンプはリハビリ組に配されてスタートしたが、打撃ではケタ違いの飛距離を見せている。「ヒジも痛めたし周りの筋肉も弱いのかなと。トレーニングしないと変わらない」。故障予防の意識の向上は昨季の途中離脱の悔しさが源泉。今季は143試合とさらにその先を戦い抜く。

──キャンプがスタートしました。

柳田 また一からのスタートなので、レギュラーを取って、1年間、戦える体をつくろうと思っています。攻守走、すべてを高めて一流の選手になれるように、です。

──ロングティーでは圧巻の飛距離を見せていますね。

柳田 ホームランをたくさん打てる良い角度でバットをボールに入れて、良い回転をかけるという気持ちでやっています。

──昨年は打率.306、18本塁打、73打点、23盗塁。.446で最高出塁率のタイトルを獲得しました。結果をどうとらえていますか。

柳田 悪くはないと思うんですけど・・・

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