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侍戦士インタビュー V奪回のカギを握る男たち

楽天・則本昂大インタビュー “魂”のピッチングで世界一へ

 

大谷翔平(日本ハム)欠場という緊急事態により、その存在が一際クローズアップされることとなった。それでも、則本昂大の気持ちに変化はない。侍ジャパンを世界一に──。その一心で、右腕を振り続ける。
取材・構成=富田庸、写真=小山真司、上野弘明(インタビュー)


見ていた舞台で戦う緊張感とやりがい


 楽天のエースが、侍ジャパンのタテジマを身にまとい、世界一に挑む。2月23日から宮崎でスタートしたWBCへ向けた直前強化合宿では、2日目にブルペン入り。重そうな速球を次々と投げ込み、軽快なミット音を響かせた。侍ジャパンの投手陣の中でも仕上がりは良好だ。

「沖縄の久米島、金武町でのキャンプを経て侍ジャパンの直前合宿に入ったわけですけど、思っていたとおり、順調に過ごすことができましたね。やはり3月の頭からWBCがあるということで、普段よりも早めに仕上がるようにやってきました。いつもなら12月にはあまりキャッチボールをしないんですけど、今回はやりました。オフの始動が早かったこともあり、楽天でのキャンプでは実戦を多く入れることができました」

 則本の武器といえば最速157キロのキレのあるストレートだが、WBC球では新たな武器が加わった。スライダーとカットボールを混ぜた新変化球、“スラッター”だ・・・

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