戦力を補充するのはトレード、新外国人、FAがあるが、それは一時的な補強に過ぎない。つまり、球団の将来を見据えればドラフトが最も重要なのは明らかだ。ポジション、年齢分布を見ながら上位指名選手を探る。 日本ハム 補強ポイント「その年の一番良い選手」
大きな補強ポイントは2つ。まずは生命線でもある中継ぎ陣に加われる即戦力投手の獲得は近年の大きな課題だ。ブルペンを支える
宮西尚生、
谷元圭介らも長年の登板疲労は否めず、特に左腕不足は深刻だけに
田嶋大樹(JR東日本)などを有力候補にリストアップ。また今シーズンのオフに噂される
大谷翔平のメジャー移籍に加え、
中田翔もFAで流失の可能性がある。最悪の事態を想定してクリーンアップを打てる長距離砲の獲得も必要であり、「その年の一番良い選手を取る」という方針からも
清宮幸太郎(早実)を1位指名する可能性は高い。
※2017年の満年齢、※は新人、カッコは育成選手
■上位指名予想選手 清宮幸太郎[早実/内野手/18歳] ソフトバンク 補強ポイント「柳田に続く和製長距離砲」
例年の傾向からしても優先するのは、将来性も踏まえて総合的にその年最も評価が高い投手。即戦力を最重要視せず獲得に動けるのは、12球団屈指の選手層を誇り、育成システムが充実しているからこそなせる業だ。また、
内川聖一、
松田宣浩の年齢を考えると、
柳田悠岐に続く和製長距離砲も欲しいところ。その点、注目すべきは清宮幸太郎(早実)だろう。スカウトも身体能力の高さを絶賛し「密着マーク」を公言。同高出身の
王貞治球団会長の後輩ということもあり、プロ志望届提出となれば、どんなに競合しようが指名してくるに違いない。
※2017年の満年齢、※は新人、カッコは育成選手
■上位指名予想選手・・・
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