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2017ドラフト特集

ポジション、年齢分布でドラフト上位指名を大胆予想!! 12球団補強ポイントCHECK セ・リーグ編

 

戦力を補充するのはトレード、新外国人、FAがあるが、それは一時的な補強に過ぎない。つまり、球団の将来を見据えればドラフトが最も重要なのは明らかだ。ポジション、年齢分布を見ながら上位指名選手を探る。


広島 補強ポイント「大型の長距離砲」


 野手では田中広輔菊池涼介丸佳浩鈴木誠也、投手では野村祐輔中崎翔太らに代表されるチームの中心選手はほとんどが20代で、補強が急務となっているポジションはない。今季入団の加藤拓也、床田寛樹が先発投手として結果を残していることからも、素材型の好選手を指名する好機だ。比較的ベテランへの依存度が高いのが、40歳の新井貴浩、37歳のエルドレッドに頼るところの大型の長距離砲。三塁手の安田尚憲(履正社高)を獲得することができればチーム編成に幅が増し、5年先、10年先を見据えたチーム作りが可能になるだろう。

※2017年の満年齢、※は新人、カッコは育成選手


■上位指名予想選手 安田尚憲[履正社高/内野手/18歳]



巨人 補強ポイント「20代前半の即戦力投手」


 近年のドラフト、補強、育成により、投手陣の緩やかな世代交代が進行中。コンスタントに高卒投手も指名しており、彼らの成長具合も判断を左右するが、20代前半の即戦力投手は引き続き補強ポイントに挙げられる。社会人No.1左腕の田嶋大樹(JR東日本)はこれに合致する素材。スカウト会議でも1位候補リストの中にその名前があり、熱い視線が注がれている。また、育成中の右の大砲・岡本和真に続き、左の大砲も育てたい。大学か、プロか、進路は明確にされていないが、早実の清宮幸太郎も1位候補の1人だろう。捕手も補強したいところだ。

※2017年の満年齢、※は新人、カッコは育成選手


■上位指名予想選手・・・

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