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球場特集2017
明治神宮野球場 プロ・アマ共存共栄の舞台 SINCE 1926
明治神宮野球場 プロ・アマ共存共栄の舞台 SINCE 1926

 

 現在の本拠地球場では2番目の歴史を誇る。特に大学野球の春季、秋季リーグ戦が行われる4、5、9、10月は、プロとアマによる併用は当たり前。長い間、共存共栄の関係性を築いてきた。

 早慶戦人気の高まり、そして東京六大学野球連盟の結成により、明治神宮外苑内に野球場の建設を要望する声が高まる。外苑全体のバランスを考え、建物の高さは制限された。当時の外野席は芝生、球場の周りも美観を損ねぬよう植え込みを多くした。

 1926年10月24日、東京六大学リーグ戦の明大対法大1回戦で初めて使用され、以来、数々の熱戦が繰り広げられた。敗戦後にはアメリカ軍に接収されたが、日本に徐々に野球熱は戻って52年に接収解除。

 初めてプロ野球公式戦が行われたのは48年8月28日、巨人対東映だった。東京オリンピックが行われる64年からは国鉄スワローズのフランチャイズとなる。

 78年にはヤクルトスワローズがセ・リーグで初優勝。その2年後に電光式スコアボードが完成し、ファウルグラウンドには人工芝が敷設された。82年にはグラウンド全体に透水性人工芝が敷かれ、ラバーフェンスも現在のブルーに変更。その後も改修を繰り返しながら・・・

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