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球場特集2017
阪神甲子園球場 日本野球を支え続ける聖地 SINCE 1924
阪神甲子園球場 日本野球を支え続ける聖地 SINCE 1924

 

 神宮球場とともに「日本野球の聖地」と言っても過言ではないだろう。1924年8月1日開場。約1世紀の歴史と伝統が詰まっている。高校野球の聖地として、阪神タイガースの本拠地として幾多の名勝負の舞台となった。

 26年にアルプススタンドが設置され、28年に鉄傘建設。34年にスコアボードが完成した。その年に日米野球が行われベーブ・ルースもプレー。そして翌35年に大阪野球倶楽部(大阪タイガース)が発足した。

 戦時中の43年、日本軍に鉄傘供出。戦後はアメリカ軍が球場を使用も、47年に解除となり、高校野球大会の復活とともにラッキーゾーンもできた。51年に銀傘(鉄傘)復活、56年にナイター設備が整った。92年にはラッキーゾーンが撤去。また2007年から約2年をかけてリニューアル工事を行った。その間にタイガースは03、05年のリーグ優勝を甲子園で飾った。

 甲子園の特徴は、立地が西宮市内の海側にあるため、夏はライトからレフトへと吹く「浜風」が有名。左打者がライトスタンドに本塁打を打つことは至難の業と言われている。この風が阪神の試合や高校野球の試合で・・・

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