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12球団交流戦通信簿

交流戦通信簿 中日・粘りの戦いで最低ラインはクリア

 

交流戦採点 60点
レギュラーシーズン 交流戦前6位→終了時5位

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セ・リーグ編 広島巨人DeNA阪神ヤクルト中日
パ・リーグ編 日本ハムソフトバンクロッテ西武楽天オリックス

初の交流戦ながら安定した打撃で対応力を見せた京田


 交流戦18試合中、5点以上を奪ったのは5試合のみ。勝ち試合でも4点差が最高と会心の勝利こそ少なかったものの、最終戦となった6月18日の西武戦[ナゴヤドーム]に勝利して勝率5割に滑り込み。Aクラス入りのライバルである巨人ヤクルトを上回り、結果的にはプラスの期間となった。

 チームでトップクラスの活躍を見せたのは新助っ人のゲレーロ。9本塁打は12球団最多で、打率も3割を超えた。そのすべてがソロ本塁打で、打点は15にとどまったのは惜しいところだが、リーグ戦再開後も好調維持が望まれる。一方、ゲレーロとともにツイン砲形成を期待されるビシエドは、打率.117、3本塁打、6打点と不振。6月16日に市民権取得の手続きのためにアメリカへ一時帰国したが、良いリフレッシュ期間としたいところだ。ほかの野手では大島洋平が打率.300、京田陽太が同.310と健闘。一番・京田、三番・大島という核を確立できたことは収穫だ。

 一方の投手陣も、得るものは大きかった。救援陣で岩瀬仁紀が6ホールド、伊藤準規が3ホールドを挙げ、クローザーの田島慎二へつなぐ勝利の方程式が定まった。その田島は0勝2敗5セーブ、防御率4.00と安定感を欠いたが、復調できれば勝率はグッとアップするはずだ。先発ではバルデスの・・・

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