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優勝を知る犬鷲戦士インタビュー

楽天・則本昂大インタビュー 勝つ。ただそれだけ 「個々がすべきことを理解し、自分の仕事をやっていけば、おのずと勝ちはついてくる」

 

隔週連載でコラムを担当している則本昂大が、今回はスペシャル版としてインタビューに登場。チームの好調の要因やチームメートとの秘話、そして自身について。則本の強さは芯の通ったその考え方にあるのだと、言葉の端々から感じた。
取材・構成=阿部ちはる、写真=大泉謙也、BBM ※成績・記録は6月25日時点


負けず嫌いな岸。安定感抜群の美馬


入団2年目の2014年、田中将大がメジャー挑戦でチームを離れてから押しも押されもせぬ、絶対的エースとしてチームの中心に立ち続けている。そんな則本昂大は今季、連続2ケタ奪三振記録を8試合まで伸ばし、NPB記録を更新、メジャー記録に並んだ。だが自身の連載コラムの中で、「記録よりも、チームの勝利が大事」と何度も語ってきた。記録がかかっていても、周りが騒いでも、則本はぶれない。

──前回優勝の2013年、則本投手はプロ1年目でした。当時と比べ、まずは自身の立場に一番変化があったのではないかと思います。その違いというのはどう感じていますか。

則本 やることは変わらないので、どの立場になっても。自分が投げて、チームに勝ちをつけるだけ。そこに関しては変わりがないですし、僕自身、変わろうとも思わないです。ただそこに、美馬(美馬学)さんだったり、岸(岸孝之)さんがいることによって、やっぱり2人が良いピッチングをしたら自分も良いピッチングをしたい、とか、その2人に負けたくないという気持ちも芽生えてきますよね。

──いい刺激になっていると。

則本 特に今、美馬さんが、めちゃくちゃ良いピッチングをしているので、すごいな、とも思いますし、僕も頑張ろうみたいな感じはすごくあります。2人もそうだと思うのですが投手陣の中でも、僕も含めた3人でお互い意識し合いながらできているのが、良い方向に向いているかなと感じますね。

──今季先発の軸となっているその3人が、お互いにライバル意識を持っている。

則本 岸さんが、ああ見えて意外と負けず嫌いなので(笑)。何につけても勝ちにこだわるとういうか、貪欲です。でもそういうことはすごく大切だと思いますし、そういう気持ちが良い方向に向いていると思います。

──そのこだわりや貪欲さは普段の会話の中からも感じるのでしょうか。

則本 それこそ、「前回、三振何個?」(岸)、「僕10個でした」(則本)。「オレ11個。いえーい」みたいな(笑)。あとは・・・

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