いずれもドラフト下位での入団で、戦力外、トレードを経験した者もいる。常にスポットライトを浴びる存在ではない。だが、これら脇役の渋い働きこそが、主役の存在感を引き立たせる。チームに欠かすことのできない3人のバイプレーヤー(福山博之、藤田一也、島内宏明)。その野球観に迫った。 文=土井麻由実(フリーアナウンサー、フリーライター) ※成績は6月25日現在 サウナ。庶民の憩いの場は、蒸し風呂とも呼ばれる。室温は80度〜100度を超すものもある。裸になってタオルを巻き、体内にたまった老廃物を汗として流す。ところが
島内宏明の場合は用途が違う。「バットを入れるんです。乾かすためですね」。バットの重さを維持するために利用するという。Koboパーク宮城には約80度に設定されたサウナがあり、愛用するミズノ社の895グラムのものを入れる。
特にこの時期は梅雨ということもあり・・・
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