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12球団一、二番事情を大解剖!

ヤクルト・いまだ組み合わせ模索中も光が

 

打線の導火線となる一番&二番打者。リーグの違いによって役割も変わってくるががっちりと固定できているチームもあれば、いまだ試行錯誤を続けるチームもあるなど、一、二番事情は様々。各球団の現在地を見ていこう。
※選手成績は打順別成績。チームDATAの「先発一番」「先発二番」の成績は、先発起用されたすべての一、二番のトータル。記録は6月29日時点。

二番 上田剛史 12試合 15安打 0本塁打 7打点 6得点 2盗塁 0四死球 2犠打 打率.319 出塁率.313


 交流戦での10連敗もあり、現在、セ・リーグの最下位に低迷しているヤクルト。投打に故障者が続出していることが最大の要因と言えそうだが、低迷する打線の中で、その火付け役となるべき一、二番は依然として定着していない。

 大引啓次坂口智隆の並びでシーズンをスタート。そしてその逆パターンも。坂口は一番での打率が.320と好調なのに対し、二番では.189。開幕時には三番だった山田哲人が極度の打撃不振に陥り、指揮官も試行錯誤の中で一番にも起用したが、そこでの打率は.167と状況は好転しなかった。

 ここまで一番に起用されたのが6人に対し、二番は10人とさらに多い。シーズン途中から・・・

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