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社会人有力投手クローズアップ

田嶋大樹(JR東日本) エースの役目を果たすため

 

NPB全12球団のスカウトが集結!!2017年の「社会人ドラフト候補」の傾向として、投手に好素材がそろい、7月14日に東京ドームで開幕した第88回都市対抗野球大会ではスカウトたちはスピードガンを片手に熱い視線を送るはず。その中で今回は最速152キロを計測する大会注目度No.1左腕、田嶋大樹をクローズアップしよう。
取材・文=鶴田成秀、写真=川口洋邦

都市対抗の開幕直前にも関わらず、リリース時に声を張り上げ、250球の投げ込みを敢行。エースの自覚を胸に大会に挑む


2つの狙いを込めた250球の投げ込み


 全身の力をボールにぶつけるように、リリース時に声を張り上げる。放たれた直球は糸を引くようにミットに吸い込まれ、ときにブレーキの効いたタテに鋭く落ちるスライダーを交えていく。投じた球数は250。都市対抗開幕を2週間後に控えたブルペンは熱気に包まれていた。

「一番大事にしているのは自分の感覚。投げていかないと、感覚はつかめない」

 大舞台を前にしながら、200球を超える投げ込みの意図を明かしたが、そこには大きな2つの狙いも含まれている。

 1つは常に課題に挙げてきた「スタミナの向上」だ。2014年、佐野日大高3年春にセンバツ4強入りも、試合中盤の6回以降に連打を浴びるケースが多く、同夏の栃木大会決勝は、試合途中に左ワキ腹を痛めて途中降板し敗退──。だからこそ「スタミナの強化」を明確な目標に挙げてきた。入社1年目はランニングやダッシュを繰り返し、体力向上に努めた一方で・・・

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