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社会人有力投手クローズアップ

西村天裕(NTT東日本) 「捲土重来」を胸に

 

取材・文=岡本朋祐、写真=井出秀人

千葉県船橋市内にグラウンド、室内練習場、合宿所が3点セット。特にサウナも完備している寮生活は大満足だそうで、成長を後押ししている


大学2年時の代表合宿でプロを意識


 入社1年目、昨年の都市対抗は東京ドームの客席にいた。「自分もあそこで投げたかった……。(所属しているチームで)投手10人中10番目。全員を追い抜いて、這い上がるしかない」。それから1年後、西村天裕はNTT東日本に欠かせないリリーバーに成長した。JR東日本との東京第1代表決定戦[神宮]。相手の先発、ドラフト1位候補左腕・田嶋大樹(佐野日大高)が5回5失点で降板したのに対し、西村は存在感を発揮。2対2の4回から3番手で救援し、6回3安打無失点で胴上げ投手となった。

「ウチには信頼の厚い大竹さん(大竹飛鳥、32歳)と、大学の先輩でもある末永さん(末永彰吾、30歳)がいます。9回は交代かと思ったんですが、安田(安田武一)コーチから『経験してこい!!』と。あのスタンドの人の数、あのマウンド……。メッチャ、楽しかったです」

 大卒2年目のドラフト解禁。154キロ右腕はNPBスカウト注目の的だ。「騒がれようが、気にはしません。トーナメントの都市対抗は、負けたら終わり。1球1球、大事に投げて、チームを勝たせることが自分の結果(評価)にもなる」。重圧より、プレートを踏める喜びのほうがはるかに大きい。

 初めて「プロ」を意識したのは・・・

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