12球団の戦力は一軍だけではない。一軍の戦力バランスや自身の故障からの回復状況など事情はまちまちだが、二軍にいながらも、終盤戦のキーマンとなる可能性を持つ男たちがいる。現時点の二軍ベストオーダーとともに、12球団1人ずつをピックアップしていく。 ※成績は8月5日現在(二軍成績) 広島・坂倉将吾 前田智、鈴木にたとえられる強打者
セの首位を快走するチームは主力野手の離脱はほとんどなく、特に
石原慶幸、
會澤翼が両立している捕手に食い込むのは至難の業。それでも、早々にVが決まれば、経験のために消化試合中に昇格する可能性は十分にある。魅力は何と言っても非凡な才能を感じさせるバッティング。高卒1年目ながら8月5日現在、ファームでは75試合に出場して打率.319をマーク。
水本勝己二軍監督は「前田(
前田智徳)や誠也(
鈴木誠也)もそうでしたが、打席に立ったときに、何か雰囲気を持っている」と好打者を引き合いに出して高評価を与えている。有望選手を鍛えて第一線で活躍させる
広島。その育成力と希有な才能の融合は、新たなスター選手の誕生となりそうだ。
ヤクルト・菊沢竜佑 座右の銘は「Never too late」
高卒組を除けば、まだ一軍デビューしていない新人投手はこの右腕のみ。29歳のオールドルーキーに焦りがないといえばウソになる・・・
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