“3強”の争いになりかけたのもつかの間、巨大戦力を誇るソフトバンクが満を持して抜け出そうとしている。シーズンを大いに盛り上げてきた楽天の逆襲はあるのか、驚異的な追い上げを見せる西武の勢いは続くのか。最終章を迎えた“熱パ”を制するためのポイントは──。 取材・構成=杉浦多夢、写真=BBM POINT1 ソフトバンクに死角はあるのか!?
「分厚い選手層+盤石のマネジメント。怖いのは主力クラスの故障だけ」 開幕当初からケガ人が続出し、ベストメンバーではない中での戦いを強いられたソフトバンクですが、次々と若手のニューヒーローが生まれ、また的確な補強もあって、大きく戦力をダウンさせることなくシーズン終盤まで戦い抜いてきました。
投手陣では早々に
和田毅が離脱、
武田翔太も一時は戦列を離れ、
千賀滉大も背中の張りで登録抹消を余儀なくされましたが、
石川柊太、
松本裕樹などが絶対的とは言えないながらも試合を作り、結果を残してきました。リリーフ陣も
五十嵐亮太が肉離れで抹消されたところを、新戦力の
モイネロが埋めています。
捕手では
高谷裕亮が故障したところで
甲斐拓也が台頭。手薄に見えた二塁には
川崎宗則を補強し、さらに・・・
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