続いて第1回WBCでベストナインにもなった元ロッテの捕手・里崎智也氏に、主に捕手目線からチェックしてもらった。 写真=BBM 肩の強さをはじめとする身体能力の高さには光るものがある
身体能力には目を見張る
中村奨成選手は捕手としても高校生の中でトップクラスの存在だと思います。「捕って、止めて、投げる」という捕手として普通にやるべきことがしっかりとできています。夏の甲子園でも、守備面で何かびっくりするようなことをしたわけではありませんが、捕手の基本はしっかりしていると感じました。特に捕手として将来への大きな期待感を抱かせるのは、身体能力の部分です。体のサイズもありますし(181センチ78キロ)、何より肩の強さには目を見張るものがあります。
同時に“運”も持っていました。広陵高という強いチームに所属し、甲子園で勝ち上がっていき、その中で持てる力を発揮して活躍することができた。それをスター性と言っていいのかは分かりませんが、注目を集めたことでドラフトの順位も上がることになるでしょう。
そうした意味ではプロ入りするにあたって・・・
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