写真=小山真司
台風一過、9月18日の敵地甲子園が赤く染まる。待ちにまった、歓喜のときがついにやってきた。最後の打者のショートフライを田中広輔がしっかりとつかみ、マウンドの中崎翔太を中心に歓喜の輪ができる。広島カープ連覇達成。次は、悲願の日本一だ。 「あきらめないんですよ、うちの選手は」
優勝監督インタビューで
緒方孝市監督が笑顔で胸を張り、真っ赤なスタンドが大きく沸く。
試合終了直後、マウンドにできた歓喜の輪に裏方さんの肩を借り、故障離脱中の
鈴木誠也がやってきた。少し時間を空け、緒方孝市監督が拍手をしながら輪に加わる。
胴上げは、V8の8回と思ったが、11回。2年連続とあって選手たちに手慣れた雰囲気がある。
「経験を自信にし、力をつけ、開幕から頑張ってくれました。ピンチのときもチャンスのときも、ほんとにたくさんの声援をいただき、ファンとともに戦いながら力をつけました」
何度も「ほんとに」を繰り返し、かみしめるように喜びを語った緒方監督は・・・
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