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2017CLIMAXへの死闘

阪神OB・藪恵壹の視点 阪神がCSを突破するために必要な秘策とは何か?

 

クライマックスシリーズ阪神編の企画として、阪神はどういう戦い方をすれば、クライマックスシリーズを突破できるのかを野球解説者で阪神OBの藪恵壹氏に聞いてみた。
写真=BBM ※成績は9月24日現在


Q. ファーストステージ DeNAとは戦いやすい?


A. 組みやすいけど要注意。糸井の二番起用が面白い

 甲子園での対戦成績は9月24日の対戦で負けて6勝6敗と互角の戦いとなっています。打率は.216と低い一方、投手陣もDeNA打線を.233に抑えていますから、ここは打線のつながりを考えた打順を組むべきだと考えます。

 従来どおり右左のジグザグ打線を組むことがベストですが、現在の阪神は四番・大山悠輔と五番・中谷将大(ともに右)、六番・鳥谷敬(左)を固定する傾向があります。新人の大山に経験を積ませるためにファーストステージも四番を任せるかもしれませんが、勝つためには福留孝介を四番に据えるほうがいいのではないかと思います。その中で、同じ左打者の糸井嘉男を二番にすることで、得点チャンスを多く作れるはずです。

 糸井は引っ張ることが多い打者。一番は右の俊介でも上本博紀でも構いませんが、彼らが初回に出塁して無死一塁から、糸井が・・・

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