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ファイナルへの切符をつかむのは?

1stステージ戦力徹底分析 西武・楽天が得意な菊池雄星の投球で初戦を絶対に勝ちたい

 

今季、楽天に対して8勝0敗の菊池。初戦に先発するがエースで確実に勝つ


 西武はCSファーストで勝ち抜く好材料がそろう。シーズン終盤に楽天を引っくり返して2位でフィニッシュ。地元・メットライフドームで開催を決めた。同球場では今季41勝25敗、勝率.621。楽天戦も8月から10連勝を飾るなど対戦成績16勝8敗1分。辻発彦監督は「ファンの声援が後押しになる」と本拠地で戦うプラス面を強調する。

 先発は1戦目がエース・菊池雄星、2戦目は十亀剣が確定。3戦目は今季11勝をマークした野上が有力視される。カギを握るのは初戦だ。菊池は今季、楽天戦で8勝0敗、防御率0.82と圧倒。「雄星の投げる試合は絶対に落とせない」とナインが口をそろえる。菊池もエースの自覚十分だ。「楽天とは何度も対戦している。研究してくるだろうし、やりにくさがないわけではない。でも中継ぎに負担を掛けないためにも、最後まで投げて勝つだけことだけを考えている」と言葉に力を込める。

△は左投げ、先発の(1)は第1戦、(2)は第2戦、(3)は第3戦


 1戦目を菊池で落とすと精神的ダメージは大きい。楽天の則本昂大岸孝之美馬学と強力な先発3本柱との対決が予想される。今季リーグトップの690得点の強力打線で試合序盤から援護したい。一番・秋山翔吾は「CSまで試合の間隔が空く。1戦目の1打席目で・・・

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