1965年秋からスタートし、今回が53回目となったドラフト会議。毎年、幾多のドラマが繰り広げられ、多くの笑顔と、そして涙があった。ここでは過去のドラフト会議をドラフト1位選手を中心としながら球団別に振り返ってみよう。 ※ドラフトの年は会議の開催年。文中も いつの間にか入団が決まっていたという川上[1997年]
野球王国でもある地元愛知県の選手指名が多く、いち早く地域密着を進めていた球団とも言えるかもしれない。
1つのターニングポイントとなったのが、68年の
星野仙一指名だ。
巨人から入ってくれと声がかかっていながら指名がなく、プライドを傷つけられ、以後打倒巨人に燃えることになる。以前から
中日は、打倒巨人は色濃いチームだったが、2度監督ともなる星野という男の持つ熱で、より鮮明になっていった。
スカウト網は、かなり優秀で、特に70年代に際立つ。72年から80年の1位には
鈴木孝政、
藤波行雄、
田尾安志・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン