週刊ベースボールONLINE

12球団補強最前線 2017-2018

【12球団補強最前線】広島・選手層の底上げが悲願の日本一のカギ

 

ドラフト、さらに日本シリーズも終わり、各球団の補強への動きが本格化してきた。果たして、あの選手をあの球団は本当に獲得するのか。いや、むしろ本当に必要なのか。今回は12球団の現状の戦力を分析し、補強ポイントを探っていく。
※情報は11月12日現在

監督 緒方孝市(4年目)

攻撃の基礎を築いた石井琢朗打撃コーチ、河田雄祐外野守備・走塁コーチが退団。新たに廣瀬純外野守備・走塁コーチを迎えた


CSで露呈した弱点


 リーグ連覇は達成したものの、CSでDeNAに4連敗を喫し敗退。悲願の日本一には届かなかった。短期決戦で浮き彫りとなったのが先発のコマ不足と控えの層の薄さ。ここをクリアしなければ来季の日本一は厳しいものとなる。オフの大きな補強はない見込みで、これまでどおり所属選手を鍛える方針を取る。

 先発は薮田が大ブレークを果たしたが、2ケタ勝利を挙げた岡田、大瀬良は不安定で信頼し切れず、CSでは先発がなかった。さらに実績ある野村、ジョンソンでも勝てず、万事休した。岡田は制球、大瀬良はメンタルの強さという・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング