新入団選手がいれば、現役引退を決意した人間もいる。結果がすべてのシビアな世界は数字で選手の価値が判断されてしまう。思うような結果が残せないやるせなさと無念の気持ちを抱えながら、葛藤しながらユニフォームを脱いだ男たち。彼らは新たな思いを胸に、第2のキャリアを歩み始めている。 答えを導き出すのに、多くの時間はかからなかった。11年間のプロ野球生活。潔く区切りをつけ、
下園辰哉はスッキリとした表情を浮かべた。「大好きなベイスターズで選手生活を終わりたかった。それが現役引退を決めた一番の理由ですね」と前を向いた。一番の思い出は昨年10月10日。
巨人とのCSファーストステージ第3戦[東京ドーム]だ。ファイナルステージ進出を決めた瞬間の雰囲気。「本拠地のようだった。あの大歓声は・・・
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