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2017年12の難事件の真相解明に挑む!

NPB2000安打達成者3人徹底比較。安打の内容に相違点あり!? 追加捜査で一番多く一塁を踏んだ選手も判明!

 

今季NPBでは2000安打達成者が3人誕生した。巨人阿部慎之助捕手、中日荒木雅博内野手、そして阪神鳥谷敬内野手だ。彼らはシーズン終了時点の打席、打数、安打数がほぼ同じ。そこで何か違いがないか数字と“にらめっこ”をしてみた。すると、彼らの打撃の特性が顕著に表れた数字が並んだ。
写真=BBM (※日米通算2000安打達成の青木宣親外野手はMLBとNPBの年間試合数などが違うため今回はNPB内だけの打者のみ)

荒木は6月3日に達成


シーズン終了後3人の安打数がほほ同じ


 2017年シーズンに2000安打を達成した3人はそれぞれ打者としてのタイプが違う。阿部慎之助は長く巨人の四番を務める長距離打者。中日の荒木雅博は、二番などを打ちながらも守備の職人的なイメージで、守備を中心に2000安打を達成した宮本慎也(ヤクルトヘッドコーチ)タイプの巧打者だ。

 そして、3人の中で最後に2000安打を達成した阪神の鳥谷敬は、三番や六番などを打つ好打者タイプと、それぞれタイプが違う。ただシーズンが終わったときの安打数は最多の阿部と最少の鳥谷で21本の差しかない。打席数も打数もほぼ同じだから数字で比較したら、その個性が・・・

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