現地時間12月9日から、大谷のメジャー二刀流完成への道が始まった。その夢を叶えるチームがエンゼルス。このチームで本当にTWO-WAY BIG STARとなり得ることが可能なのだろうか!? 文=奥田秀樹 エンゼルスの環境は日本ハムに似ている
大谷翔平はMLBでも二刀流を一番の目標に掲げているが、言うまでもなく難しいことだ。メジャーの長い歴史で、1900年以降、同じシーズンに先発投手で15試合以上に登板し、野手として15試合以上にスタメンで出た例は、4度しかない。最後は24年だった。カブス、ドジャース、ジャイアンツ、パドレスなどナ・リーグのチームは外野手で起用するプランを大谷にアピール、特にジャイアンツは「運動能力が高く、足も速いから、ウチのスカウトは外野の3つのポジションすべてできると評価している」とセンターでの起用の可能性もほのめかした。
しかしながら、先発投手の登板間に外野手としてプレーし、体がきちんとリカバーできるかどうかは不明。疲労の蓄積は大きなケガにつながる。
日本ハムでもシーズンを通してできなかったことをメジャーで試みるリスクは大き過ぎる。
だが今回、エンゼルスは大谷に対し、日本ハム時代に限りなく近い起用プランを・・・
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