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再び、世界に旋風を!日本人メジャー特集

エンゼルスと二刀流。確約された26試合先発と300打席

 

現地時間12月9日から、大谷のメジャー二刀流完成への道が始まった。その夢を叶えるチームがエンゼルス。このチームで本当にTWO-WAY BIG STARとなり得ることが可能なのだろうか!?
文=奥田秀樹


エンゼルスの環境は日本ハムに似ている


 大谷翔平はMLBでも二刀流を一番の目標に掲げているが、言うまでもなく難しいことだ。メジャーの長い歴史で、1900年以降、同じシーズンに先発投手で15試合以上に登板し、野手として15試合以上にスタメンで出た例は、4度しかない。最後は24年だった。カブス、ドジャース、ジャイアンツ、パドレスなどナ・リーグのチームは外野手で起用するプランを大谷にアピール、特にジャイアンツは「運動能力が高く、足も速いから、ウチのスカウトは外野の3つのポジションすべてできると評価している」とセンターでの起用の可能性もほのめかした。

 しかしながら、先発投手の登板間に外野手としてプレーし、体がきちんとリカバーできるかどうかは不明。疲労の蓄積は大きなケガにつながる。日本ハムでもシーズンを通してできなかったことをメジャーで試みるリスクは大き過ぎる。

 だが今回、エンゼルスは大谷に対し、日本ハム時代に限りなく近い起用プランを・・・

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