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2018年シーズン展望

【12球団“最速”戦力分析】ロッテ・新体制で逆襲を狙いながら、将来への布石も

 

2018年シーズンはセ・パ両リーグとも、3月30日に開幕する。10月まで続く長く熱いペナントレースを制すのはどのチームか。どこよりも速い12球団戦力分析をお届けする。
※データは2017年12月24日現在。チームの総合力はA+〜Eの10段階評価


 球団ワーストの87敗を喫した屈辱の2017年を経て、チームは改革を断行。井口資仁新監督を迎え首脳陣の顔ぶれを一新した。

 新指揮官は18年を戦い抜く土台としてまず守備面の整備に着手。安定感のある鈴木大地を三塁へコンバートして中村奨吾を二塁へ回し、同時に遊撃の即戦力候補・藤岡裕大をドラフト2位で獲得。内野陣をシャッフルすることで競争激化に伴う守備の安定を狙っている。外野陣は角中勝也が「自分が最低3割を打たなければ」とリーダーとしての自覚を口にし、18年は背番号10を背負う加藤翔平荻野貴司に、復活を期す岡田幸文清田育宏が奮起すれば定位置争いは熾烈なものとなる。いずれも確かな走力を備えており、井口監督が掲げる「機動力を使った野球」の体現者としても期待は大きい。

 涌井秀章のメジャー行きの可能性が高まる先発陣には・・・

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