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2018球界マネー事情

プロ野球選手会が実現した契約交渉における「新たなルール」とは?

 

2017年のオフに球団と選手たちの契約交渉において、画期的な新たなルールができたことをどれだけの人がご存じだろうか。知られざる密室の攻防の裏側をはじめ、選手会が目指している年俸交渉における成熟した理想の形とは?マネー特集の最後は、選手会から届いた核心リポートをお届けする。
文・写真=日本プロ野球選手会

昨年末の選手会総会から。楽天嶋基宏元会長[左から3人目]を先頭に選手たちの年俸交渉における待遇改善に取り組んできたことが、ようやく今オフから導入された。今後も西武炭谷銀仁朗新会長[左から2人目]にバトンがつながれ、より良い環境作りを目指していく


 週刊ベースボールの読者の皆さんにとっても選手たちの年俸は毎年の大きな関心事となっていることでしょう。更改後の記者会見での選手の悲喜こもごもはオフの風物詩でもあります。以前はカメラの前で「やってられないよ」と怒りを露わにする光景もありましたが、最近はあまり見られません。この背景には契約更改で選手が保留しづらくなっているということがあります。

 そんな中、今オフに球界では大きな動きがあったことはご存じでしょうか。契約更改での・・・

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