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2018球春到来! 連覇に挑む男たち

ソフトバンク・内川聖一インタビュー “新しい” は “楽しい” 「後悔しないように今やれることは全部やりたい」

 

さあ、球春の到来だ。一斉にキャンプインした12球団の中でリーグ連覇を目指せるのは2チームのみ。そのチームの核となる2選手に「週刊ベースボール」の球春を告げてもらおう。パ・リーグの覇者、そして日本一のソフトバンクのキャプテンとして4年目のシーズンを迎えた36歳の年男・内川聖一にチームの連覇と個人的な記録も懸かる今季への意気込みを聞いた。
取材・構成=菊池仁志、菅原梨恵、写真=湯浅芳昭


キャプテンとして監督が求めるものを体現


昨季は94勝49敗、勝率.657を誇って2年ぶりのリーグ制覇を果たし、クライマックスシリーズでは楽天を、日本シリーズではDeNAを、苦しみはしながらも最後は力の差で寄り切ったソフトバンク。その充実の戦力は今季も大きな変化はない。キャンプインとともに連続日本一への道のりが始まった。

──連覇が懸かった1年がスタートしました。

内川 工藤(工藤公康)監督もおっしゃっていたのですが、連覇という発想というよりも、もう一度、全員で日本一を取りにいく意気込みです。昨年どうこうではなく、今年は今年で2018年版の福岡ソフトバンクホークスを作り上げていくつもりでいます。当然、勝てば「連覇」になるんですけれども、心の中ではゼロからスタートして、あらためて日本一を目指していきます。

──日本一を達成した昨季から、戦力面で大きな変化がないことは、チームの戦い方を固めていく上では大きなメリットでしょう。

内川 メーンになるメンバーは、ずっと一緒にやってきているので、それぞれの持ち味を理解していますし、コミュニケーションも取りやすい。分かり合えている点では、そこをより強くしていければいいなと思いますね。変化と言えば、今季は・・・

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