18歳の怪物スラッガーがもがき苦しんでいる。3月11日のDeNA戦(鎌ケ谷)で屈辱の4打席連続三振を喫した後、苦笑いを浮かべながら「ごめんなさい」と絞り出した。執ような変化球攻めを受け、思考が整理されないまま打ち取られてしまう悪循環。気づけばオープン戦では7試合、19打席でノーヒット。出口の見えないトンネルに入ったままだ。

　分かっていても、思い悩む日々を送っている。試合のない練習日だった3月5日。札幌市内の室内練習場で・・・