有力者がひしめくチームを代表し、攻守のカギを握る2選手にインタビューを受けてもらった。まずは同僚から、「バズーカ砲のよう」と表現される独特のストレートを武器に、不動の先発ローテを期待される3年目。マウンドではクールな右腕が、胸に秘めた強い闘志を明かす。 取材・構成=吉見淳司、写真=松村真行(インタビュー)、BBM 重要視する“リズム”と“脱力”
──3月17日の
楽天戦(静岡)で打球を左足に受け、「左下腿筋打撲」と診断されました。すでにキャッチボールなどを再開していますが、様子はいかがですか。
岡田 どれくらい投げられるのか確かめながらキャッチボールを行っています。表面的な痛みはあるけど、大丈夫だと思います。
──楽天戦までの調整の手応えとしては。
岡田 思っていたとおりの調整はできていました。実戦登板はバッターの反応を見ながら、自分のピッチングをすることを心がけていましたね。
──バッターは自分が思ったような反応をしてくれている。
岡田 差し込まれていたり、振り遅れていたり、ストレートに関しては空振りを取れていますし、そこはまあ、順調かな、と。どうしても真っすぐを狙われがちなんですけど、そこで変化球を投げて裏をかくことも意識しています。
──3月4日の
西武戦(長崎)では4回から登板し、3回を投げて2安打、1奪三振、無四球、1失点。特にカーブがよく決まっていた印象です。
岡田 自分の中では緩急がすごく重要だと思っています。それもいい真っすぐがないとダメなんですけど。
──真っすぐに関しては納得できるボールを投げられている。
岡田 いいボールはいいんですけど、もっと安定感を高めていきたいと思っています。球自体は悪くないんですが、狙ったところに確率高く投げられるようにしていかないといけません。
──キャンプでは「ピッチングの軸」を意識していたそうですね。
岡田 安定したフォームで、同じリズムで投げる、という感じです。
──そのために新しく取り組んだことは。
岡田 毎年、フォームの安定感は取り組んでいることなので、特に新しいことはありませんけど・・・
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