屈辱のシーズン96敗から巻き返しを図るべく再出発したヤクルトは、四番・青木を軸に強力な打線に生まれ変わった。打撃のみならず、足、小技も駆使したソツのない攻撃で2連勝。一方の11年ぶりに本拠地・横浜で開幕を迎えたDeNAは、主力級の先発投手陣を欠いた影響もあり苦しい幕開けとなった。 近江高出身の2年目右腕、京山がチームに今季1勝目をもたらした/写真=大賀章好
DBの焦点 井納の中継ぎ起用がピタリ
結果的に
ラミレス監督の「7回・井納」の配置転換が開幕3連敗の危機を救い、プロ初登板&初先発の若き右腕に初勝利をもたらした。
今永昇太、
ウィーランド、
濱口遥大の昨年2ケタ勝利をマークした3投手が間に合わないという“非常事態”の中で迎えた開幕カード。この難局を「どう乗り切るか」がDeNAが直面していた問題だった。オープン戦最後の試合前に指揮官は先発ローテ候補であった
井納翔一の中継ぎ起用を本人と相談の上に決め・・・
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