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全米にSho撃走る!二刀流達成へ大谷翔平が神発進!ベーブ・ルースの再来か、それ以上か!?

 

エンゼルスの大谷翔平が開幕からわずか1週間で世界中にセンセーションを巻き起こしている。デビュー戦で初安打を放てば、初先発で勝利を挙げ、本拠地デビュー戦の第1打席で初本塁打をかっ飛ばし、そこから3試合連続の本塁打、そして7回12奪三振で2勝目。このリアル二刀流出現の衝撃に全世界が「日本のベーブ・ルースだ!」と驚がくした。
※日付は現地時間 成績・情報は現地時間4月8日現在 写真=Getty Images

ベーブ・ルースの写真はブレーブス時代のもの


チームメートも舌を巻く、巧みでパワーのある打撃


 昨季のサイ・ヤング賞投手、コーリー・クルーバーから本塁打を放った現地時間4月4日のインディアンス戦後、会見場でのマイク・ソーシア監督の言葉が衝撃的だった。

 記者にイチロー松井秀喜ダルビッシュ有らほかの日本のスター選手がデビューしたときとの比較を求められたのだが「期待度で言えば、ケン・グリフィーJr.あるいはマイク・トラウトと比べないといけないだろう」と答えたのだ。

 グリフィーはMVP1回、それ以外にもMVP投票で5位以内が4度、トラウトはMVP2回、同様に投票2位が3度、4位が1度である。つまり、比較対象とするのならMLBを背負って立つ看板選手だというのだ。現役監督最年長の19年目、選手時代も含めると40年近くメジャーの世界にいるソーシアの言葉だけに重みがある。

 確かにすさまじいメジャー・デビューだった。初先発は平均97.8マイル(約156キロ)の真っすぐで押し、スプリットとのコンビネーションで18個の空振りを奪った。打っては3試合連続のホームランに加え、打球速度もケタ違い。初本塁打のときのザック・マカリスターの95マイル(約152キロ)の真っすぐを痛打した当たりの初速は112.8マイル(約180キロ)。エンゼルス打撃陣の中では、昨季8月以来の速さだった。

 試合後、チームメートのザック・コザートの言葉が印象的だった・・・

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