27年ぶりの開幕8連勝と好スタートを切った西武。同記録を達成した1954年、91年はいずれも優勝を果たしていることから、西武ファンも大盛り上がりだ。この強さの要因はどこにあるのか。プロ、ファンの視点で大分析。西武OBの解説者である松沼博久氏とテレビ埼玉『LIONS CHANNEL』MCの堀口文宏氏のクロストークをお届けする。 構成=小林光男、写真=BBM ※成績・情報は4月15日現在 投手陣に好影響の連鎖
堀口 開幕前、いきなりこんなに勝つとはファンでも想像していませんでした(笑)。僕の中ではあわよくば開幕カードの
日本ハム戦[札幌ドーム]で3連勝して、次のホーム開幕の
ソフトバンク戦で1勝1敗。これがベストだ、と。
松沼 プロの視点でも開幕8連勝なんて予想できないですよ(笑)。私もソフトバンクと戦うので最初の5試合を3勝2敗、そして10試合で7勝3敗になれば上出来だと考えていました。
堀口 松沼さんは連勝の要因をどのように考えていますか。
松沼 開幕戦で雄星(
菊池雄星)が期待どおりに勝ってくれたことです。続く第2戦の先発・多和田(
多和田真三郎)はオープン戦では不調でした。もし雄星が負けたら悪い流れが出来て、それが多和田に悪影響を及ぼした可能性が高いと思います。だけど、雄星がチームを勝利に導いてくれたおかげで、多和田は楽な気持ちでマウンドに上がれた。それもあって6回無失点と好投し、勝利を手に入れることができたと思います。
堀口 確かに。僕の目からも、今年の多和田投手はマウンドで・・・
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