開幕8連勝の西武が首位を走り、前年最下位のロッテが3位に食い込むパ・リーグ。空前の大混戦となっているセ・リーグでは、8連勝のDeNAが首位に立った。果たして、いま12球団に何が起こっているのか。今回は“春の陣”の焦点を徹底検証する。 この男のバットが止まらない。4月14日現在で打率は依然として4割を大きく超え、出塁率、OPSでも他を圧倒する驚異的な数字をキープしている。打撃覚醒の秘密はいったいどこにあるのか。若きヒットメーカーの驚くべき打撃術を徹底解剖してみたい。 ヒットを量産できる3つの要因
もはや凡退することが珍しく感じてしまうほど、
近藤健介が開幕から驚異的な数字を維持している。昨季は57試合出場で打率.413をマーク。当然のように他球団からのマークも厳しくなった中でも開幕から打率4割超をキープし続けている。なぜこれだけの好成績を維持できるのか? 覚醒した打撃の大きなポイントは「軸足のタメ」「体重移動」「タイミング」の3点が挙げられる。
左バッターの近藤にとって・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン