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日本ハム・栗山英樹監督の『二番論』。「従来の打順像をどうやったら消せるのかをずっと考えている」

 

首位打者の近藤健介、新助っ人のアルシアをはじめ、開幕スタメンには長打力が自慢の横尾俊建を二番に据えた栗山英樹監督。過去にも稲葉篤紀大谷翔平を二番で起用する驚きの采配を見せたこともあり、ラインアップの中でも、特に重要視しているのが二番だ。従来の打順像の概念を変えたい──。栗山監督が思い描く「理想の二番論」に迫ってみたい。
写真=BBM ※成績・データは4月22日現在


二番の概念を変えたい


 ペナントの開幕から対戦がひと回りした4月22日時点で、日本ハムの二番打者には7人の選手が名を連ねた。開幕戦には3年目の長距離砲・横尾俊建を大抜てきした。栗山英樹監督は「今シーズンは何でもやりますよ、ということ」と説明した。さらにプロ野球史上初の打率4割を目指す近藤健介、新助っ人のオズワルド・アルシアも二番で起用。「何でもやります」という言葉の裏には・・・

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