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2018交流戦大展望

【交流戦戦力分析】DeNA・鬼門をむしろ浮上のきっかけに、4年ぶりの勝ち越し狙う

 

ペナントを左右する18試合セ・パ交流戦が5月29日にスタート。同一リーグとの対戦がない18試合の間に、大きくリーグ順位が変わる可能性は高いが、DHの有無や不慣れな球場での戦いと、戦術、起用法も勝敗を分けるポイントとなりうる。そこで、日程や予想布陣などを踏まえながら各球団の戦力をチェックしていこう。他リーグの球団を相手にペナントに勢いをつけるのは、どこだ!?
※記録、成績等は5月21日現在

昨季「3勝」と得意とする交流戦で序盤の出遅れを取り戻したい濱口


主軸のバットに期待


 3年前には、3勝14敗1分けで史上最低の勝率.176を記録するなど、交流戦は鬼門である。過去を振り返ってみても、勝ち越したのはわずか3回(2005年、07年、14年)と悲惨な状況だ。今季は4年ぶりに交流戦を勝ち越し、セV争いへの足がかりにしていきたい。

 打線は梶谷隆幸が一番に、ソトが二番に入ることでラインアップがようやく固まり始めた。一番は相手先発が左投手の場合、昨季の交流戦で3本塁打を放っている桑原将志が座り、チャンスメークに期待したい。同じく昨季に大暴れしたロペス、宮崎敏郎が三番、五番に入る。今季もここまで、宮崎が打率6位、ロペスは打率4位に、本塁打&打点トップと絶好調だ(5月21日時点)。パ・リーグの実力ある投手たちが相手でも、プレッシャーを与えられる存在であることは間違いない。

 開幕カードの相手となる楽天とは・・・

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