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プロフェッショナルの視点 12球団戦力検証

混戦か独走か?セ、パ熱闘の行方を占う!里崎智也の視点「パは混戦の可能性がある。セはやはり広島中心の戦いか」

 

6月24日現在、セは広島が2位に5.5ゲーム差をつけ、2位以下は2ゲーム差にひしめき合う。一方、パは独走気味だった西武に2位日本ハムが2ゲーム差と迫り、6位楽天以外は、こちらも僅差となっている。ここでは野球解説者・里崎智也氏にここまでの戦いとこれからについて分析してもらった。

交流戦Vのヤクルト巨人に1勝2敗。写真は24日の試合[東京ドーム]で殊勲打の西浦直亨/写真=内田孝治


西武、日本ハムは課題が明確


 交流戦では順位の大きな変動が生じる可能性がありますが、今季はセ・リーグでヤクルトが盛り返し、パ・リーグで楽天がさらに沈んだ以外、各リーグ内で順位に大きな変動はありませんでした。

 今年もパが勝ち越し、パのチームは勢いに乗り、セのチームは調子を落としているように見えますが、交流戦はあくまで他リーグとの戦い。順位に大きな変動がない以上、リーグ戦に戻ってからリーグ内のライバルに対してどういった戦いができるのか、ということが重要になります。

 パから見ていきましょう。交流戦終了時点で首位を守った西武と日本ハムは課題が明確で・・・

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