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問われた「超高校級」の真価

大阪桐蔭高・根尾昂 アジアで光った“三刀流” 「『根尾で負けたらしゃあない』という気持ちにさせてくれる」(永田監督)

 

春夏連覇を成し遂げた大阪桐蔭高をはじめ、甲子園で躍動した高校球児たちが挑戦したアジア選手権。「超高校級」と言われ、今ドラフトの目玉となるであろう逸材がアジアの強豪たちとぶつかった。
取材・文=岡本朋祐 写真=田中慎一郎


 スーパーラウンドを翌日に控えた9月6日は「大会休養日」であり、夕食は宮崎市内の焼き肉店で“決起集会”が開かれた。和やかなムードの中で、ゴハンの「配膳係」を率先したのは、根尾昂だった。すべてにおいて、誰よりも早く行動する。

 根尾は今大会、3つのグラブを持ち込んだ。投手、遊撃手、右翼手をこなし、打撃でも不動のクリーンアップとしてフル回転。「三刀流」をこなすには、努力と工夫が必要となる。

「どこに回るか分かりませんが、与えられたポジションで結果を出す」

 万全の準備を徹底する。メニューとメニューの切り替え、そして、移動のスピーディーさには・・・

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