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セ5球団CS必勝法

中日・もはやCSは風前の灯ではあるが、対カープの刺客には一番面白い存在!/CS対カープ戦力分析

 

広島がセ・リーグ3連覇をほぼ確実なものとし、次なる注目点はクライマックスシリーズの行方に移る。昨季はリーグ3位のDeNAが広島を破り、日本シリーズへと進んだが、現時点で全チームがCS進出の可能性を残す混セの中で、5球団はレギュラーシーズンでいいようにやられた王者に一泡吹かせようと爪を研ぐ。当然ながら、下位3球団はAクラス入りすることが前提となるが、もしCSで広島と対戦することになれば、どんな戦いを繰り広げるのか──。
※数字は9月15日時点※ファーストS=CSファーストステージ(旧第1ステージ)、ファイナルS=CSファイナルステージ(旧第2ステージ)

9月15日、対広島5連勝で全対戦が終了。笠原[中央]は対広島3勝目


対広島成績 14勝11敗(マツダ広島5勝8敗)


試合の消化が早く、CS進出は他チーム次第。正直、可能性が高いわけではない。ただし、進出となれば広島を倒す可能性がもっとも高いチームではある。

 対広島に限定すれば、最強のチームになった。

 先発はガルシアが3勝1敗、笠原祥太郎が3勝2敗、藤嶋健人が2勝0敗と相性もよく、特に夏場からの笠原、藤嶋は“広島キラー”と言ってもいい存在となっている。吉見一起もまず試合を壊さないはずだ。

 さらに抑えの新星・佐藤優は対広島4試合連続セーブ中、しかも4試合無失点を続けている。中継ぎの祖父江大輔も防御率2.00。この2人につなぐ展開に持っていけたら・・・

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