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広島3連覇の軌跡

長かったカウントダウン。3年連続の歓喜までの1週間

 

3連覇へのマジックナンバーを4として迎えた9月17日からの1週間は、阪神3連戦で2敗を喫するなど意外にも足踏み。9月23日のDeNA戦も苦しい展開だったが、劇的なサヨナラ勝利でいよいよマジックは1に──。

前日に続き雨中での戦いとなった。先発・野村祐輔は3回に3点を先制されるも、その後は粘って5回3失点。終盤までリードを許す展開だったが、7回に鈴木誠也の左前適時打で同点に追いつくと、敵失により勝ち越しに成功した。5人による投手リレーの最後を締めたのはもちろん、クローザーの中崎翔太だ/写真=佐藤真一


 優勝への最終段階で雨にたたられた。9月20日の阪神戦(マツダ広島)は降雨のため1時間9分遅れで試合開始となり、2回終了後にも約1時間の中断。試合終了の時点で0時3分とすでに日付が替わっていた。史上9番目に遅い試合終了の上に4対5の敗戦。それでも緒方孝市監督は「最悪なコンディションの中、選手は集中力を持って最後まで戦ってくれた」と前向きだった。

 全国的な天候不順もマジック減らしを遅らせ・・・

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