すでに退社されているが、昔、
広島市出身で、カープ担当が長かった元編集長に言われたことがある。
「広島市民球場の呪いって聞いたことがあるか?」
1975年、後楽園球場で
巨人を破って初優勝を決めた広島(日本シリーズ敗退)。以後、胴上げ試合は79年がリーグ優勝・広島市民、日本一・大阪球場(対近鉄。あの江夏の21球だ)、80年がリーグ優勝・移動の新幹線車中、日本一・広島市民、84年がリーグ優勝・横浜球場、日本一・広島市民、86年がリーグ優勝・神宮球場(日本シリーズ敗退)、91年がリーグ優勝・広島市民(日本シリーズ敗退)だった。
その後、長く優勝から遠ざかっていたときの話である。
「いえ、知りません」
と言うと元編集長は、ニヤリと笑った。
旧市民球場最後の優勝、1991年にさかのぼる。
最初に断っておく。
コラムと偉そうに銘打ってはいるが、大したオチがあるわけではない。雨で試合終了が24時を過ぎた
阪神戦を見つつ、思い出したことをつらつら書いているだけだ。
山本浩二監督1期目の3年目だった・・・
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