今季のMVPと言っていいだろう。球団初の3割、30本塁打、100打点をマークした浅村栄斗。キャプテンの重責を果たした背番号3はあらゆる面でチームの中心にいた。 文=上岡真里江 写真=毛受亮介 結果で語る勝利への強い思い
「言葉ではなく、背中で引っ張るタイプ」
誰もが、浅村栄斗のキャプテン像をそう表現する。決して自ら率先して人前に立ち、チームに喝を入れたり、士気を高める言葉で引っ張ったりするタイプではない。だが、これほどまでに、プレーで、結果で、勝利への強い思いを雄弁に語れる主将はほかにいない。
昨年、クライマックスシリーズファーストステージで3位・
楽天に敗退した直後、まだ悔しさを消化し切れないまま、だが、冷静に、優勝した
ソフトバンクとの差を語った。
「一番感じるのは・・・
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