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激動の平成ドラフト史

【平成4年(第28回)】松井秀喜を巨人・長嶋監督が引き当て、3球団競合の伊藤智仁はヤクルトへ/激動の平成ドラフト史

 

平成最後のドラフト会議が10月25日に開催された。ここでは、新日鉄堺・野茂英雄の8球団競合で沸いた平成元年秋のドラフト会議から2017年秋までを一気に振り返っていく。

松井秀喜[星稜高]巨人1位


 この年最大の注目は、夏の甲子園で5打席連続敬遠を受けた星稜高のスラッガー・松井秀喜だった。中日、ダイエー、阪神、巨人の4チームが1位入札。抽選ではこの秋、指揮官に復帰したばかりの長嶋茂雄監督が残りクジで見事に引き当てガッツポーズ。その後の師弟関係を通しての松井の成長、国民栄誉賞ダブル受賞へと至るドラマはご存じのとおりだ。

 もう一人、1位で競合があったのが・・・

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