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激動の平成移籍史

阪神・大型移籍がはまった2度の優勝を果たす/球団別平成移籍史

 

ここからは平成の移籍の歴史を球団別に見ていく。豊富な補強資金で大物の獲得を繰り返すチーム、逆に流出ばかりが目立つチームといろいろだ。現存の12球団に加え、オリックスと吸収合併した近鉄についても、別出しで紹介する。
(写真キャプションの「移籍」は他球団への移籍)

野田浩司[平成4年オフ移籍]


 平成に入ってからのトレードは、失敗続きだった。平成3年(1991年)オフ、ダイエーとの間で9人の選手が動いたが、阪神へ加入した選手は誰も活躍できず。平成4年(92年)オフはオリックスの大物選手・松永浩美を若手投手の野田浩司とのトレードで獲得。だが、松永は翌年あっさりFAダイエーへ。一方の野田は移籍1年目で最多勝を獲得しオリックスのエースとなった。

 その後、成功と言えるのは9年(97年)オフに成立した中日とのトレードか。大豊泰昭矢野輝弘・・・

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