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激動の平成移籍史 男たちの決断

礒部公一が語る移籍「帰る“故郷”がないのは寂しいこと」

 

平成16年(2004年)に起きた球界再編の波。当時・近鉄の選手会長を務めていた礒部公一は、決死の覚悟で経営者側と交渉した。そして「分配ドラフト」で野球人生を左右された当事者でもあった。

選手会がストライキを決行し、札幌から帰阪する礒部。苦渋の決断だったが、ファンには支持された


 あれは9月でしたね。経営者側と妥結し、12球団の存続が決まりました。何度も交渉しましたが、オリックスと近鉄の合併は避けられない状況。ならば新しい球団を迎えるということが妥協点となりました。決してベストではないけれど、ベターな選択だったと思います。

 本当はいけないことなんですけど、そのシーズンは正直、野球どころではありませんでした。私は外野手でしたから、守っているときにどうしても考える時間ができてしまう。目の前にある、球団消滅の危機。試合に出場していても、100%プレーに集中できていなかった気がします。

 結果的に楽天の新規参入が決まり・・・

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