日本ハムのブルペンを支える北の鉄腕・宮西尚生。11年間中継ぎ一筋で投げ抜いてきた男が、ついに巨人・山口鉄也が保持していたホールド記録を更新した。なぜこの男は結果を出し続けられるのか。そこには「あるボール」の再進化が関係していた──。 データ分析=DELTA 文=編集部 直球の球速アップで右打者の攻め方に変化
昨季も51試合に登板して25ホールド。中継ぎ投手としては十分な働きを見せていたが、9年ぶりに防御率は3点台を超えるなど例年に比べてやや精彩を欠く1年だった。だが2018年シーズンは55試合登板、37ホールドに加えて防御率も1.80にV字回復を果たした。
その大きな要因として右打者に対しての成績の向上が挙げられる。昨季は・・・
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