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攻めて守る!闘う遊撃手

12球団総チェック!躍動する「次世代遊撃手」【パ・リーグ編】

 

野手の中では、もっとも高い身体能力を求められるポジションと言っても過言ではない。ここでは3年先、5年先に向け牙を研ぐ若き遊撃手たちを球団別にピックアップしていく。
※成績は7月1日現在

オリックス・太田椋 見えてきた早期一軍昇格


太田椋/18歳/181cm78kg/右右


 世代交代は遠い話ではない。正遊撃手・安達了一が今年で31歳。その後釜の獲得を最優先し、昨秋のドラフトで高校生の太田椋を指名。今春キャンプで一軍の紅白戦にも出場させ、実戦5試合で15打数6安打2打点。初球から果敢にスイングする積極性で三塁打2本、二塁打1本と長打力も示し、遊撃守備も無難にこなした。すると3月9日の巨人とのオープン戦(京セラドーム)で一軍デビューの予定に。ただ、前日のソフトバンクとの教育リーグ(オセアンBS)で千賀滉大から死球を受け、右尺骨骨幹部を骨折して一軍デビューは白紙になった。

 それでも6月4日に実戦復帰すると同19日のウエスタン・中日戦(オセアンBS)で初本塁打を放ち、出場17試合で13安打。守備は6失策と、まだ安定感に欠くも、一番・遊撃として出場を重ねる。「経験を積んで4年後、同世代(の大卒)がプロに入るまでに・・・

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