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2020ユニフォーム大特集 グラウンドに咲く花

近鉄・赤が印象的なバファロー以降/12球団歴代ユニフォーム事情+1

 

2004年オフ、球団再編の動きの中でオリックスに吸収合併された。ただ、野球ファン、そしてOBの中でも“消えた球団”と思っている人は多い。


編集部厳選17着!!歴代ユニフォームセレクション パールス時代にも赤が


 当初の球団ニックネームはパールス(真珠)。5万円の賞金をかけての公募で決まったものだが、親会社の近鉄沿線の伊勢志摩で、真珠養殖が盛んだったこともある。

 胸のParlsマークがその後、Pマークとなり、ホームはタテジマが帽子にまでついていた時代もある。下写真の1958年ホームはモノクロ写真だが、帽子、胸のPマークは赤で、かなり派手だった。

 59年、巨人の人気選手・千葉茂が監督になったとき、ニックネームは公募でバファローに変わった。Buffaloesになると長いので単数にしたという。ユニフォームはパールス時代のモデルの胸マークを変えたもので、アンダーシャツ、帽子は黒に。千葉監督の親友の芸術家・岡本太郎画伯がシンボルマークをデザインし、帽子マークも59年はこのマークを使っていたが、60年以降はバファローのBと近鉄のKを合わせたものになった。

 61年、監督が別当薫に変わると、「バファロー」が「バファローズ」に。左肩に背番号をつけた時代もある。

 66年にはラインがなくなり、帽子もBマークのみとシンプルなものになったが、大きく変わったのは74年・・・

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